閃きを求め自転車に跨がりわめぞ方面。目白台付近でヒット、雑司が谷界隈でイメージを膨らませ、再び自宅に戻ってDP起動。こんな夏休みも今日でおしまい。

ちなみにeelleナンバー『幻想都市の軒下で』は戌の刻、色葉散る目白台で着想を得た作品。全然関係無いけど10~20km走っても疲れないクロスバイクが欲しい。

ここしばらくコロナ後遺症みたいなものに悩まされている。動悸、目眩、そして激しい咳。

森林セラピーがよいのではないかと思い、だけど郊外に出て行くパワーもないので白金台の自然教育園。深い森の中を植物や樹木を愛でながら歩くこと90分。元気が出てきたので再び目黒から原宿まで歩いて山手線。

午後、デモ音源製作ワーク。ある程度まとまったところでデータを書き出して目白台運動公園。ベンチでそれを聴きながら次の作業を計画する。

久石譲「音楽への向き合い方」より。

「結局ね、必ず臨界点ってある訳よ。こう臨界点みたいなのがあって。下からこう、曲を成立させようと思って一所懸命のぼっていく訳ですよ。で、その限界みたいなのを超えちゃう瞬間があるんですよ。これを超えちゃうと、初めてそこから上は本当の音楽が成立する感じなのね。で、それは、その上は本当の音楽なんですよ。で、それは日常の自分では出来ないんですよね。で、こういう苦行のような、なんかもう千日回峰のような事をやってくときにポンと突き抜けたときに間違いなく全部音がクリアに見えて。で、そういうときに作った音楽って間違いなく傑作なんですよ、いつも。で、その瞬間って分かる訳です。やってる最中に。で、今自分がいってないとかね。この曲はいってないとかってのがあると、もうこれどうしようもないわけよ、悔しくて。そうすると絶対それを超えなきゃマズい訳だよね。自分にとっては」

コロナ罹患以降中断していたデモ音源製作を再開。リズムパターンを見直していたら沼にはまってしまい、あっという間にナイトフライ。激しい非効率感に苛まれるがそもそも仕事じゃないんだし、気にするなよ。

旧友Kと烏山のい志井。久し振りの外呑み、調子に乗りすぎ午前様。