一変、心穏やかならぬ1日。帰宅途中、人差し指が狂ってSoft Machine『Fifth』。十六小地獄に迷い込む。

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Soft Machine『Fifth』(1972)

仕事始め。思いのほか、朝から夕までたおやかな時間が流れる。

帰宅して、電子レンジのセッティング。これまで使ってきたPanasonicのオーブンレンジがお釈迦になってしまったのだ。

そういえば、Panasonicは製造を東南アジアから国内へと順次回帰させるらしい。何となく頷ける。

雑司が谷の鬼子母神へ。若い頃は小馬鹿にしていた初詣だが、娘が産まれてからというもの何となく毎年ここへ詣でている。事後、当人にみくじを引かせたところ吉と出た。「人のいけんにしたがふてよし、我まゝなることあし」。

とまれ、穏やかな一年でありますように。

ジェイ・アールで帰京。思い返せば1ヶ月と1週間前、えきねっとで事前予約したものの抽選に外れ、断腸の思いでグリーン車2席を確保。娘はまだ小学校入学前とはいえ、家族3人では厳しい環境。更に駅周辺はユー・ターンする人々で溢れ返り、人いきれに射切られてしまった1日。

未明に記憶が蘇り、慚愧の念に堪えられず、苦しみながら朝を迎え…なんて日々はもうイヤなので過去は全て忘れてしまえ、と常に心に念じているのだが、それがどうやら日常生活にも影響を及ぼし始めているようで、妻から脳ドックを受診するよう強く勧められる。いや、俺は過ぎ去ったことなど全て忘れてしまいたいのだ。俺を動かしたいのならevernoteとかじゃなくリビングの黒板にメモしておいてくれ。