次にデモ音源作成しようと思っていた曲が急にご乱心。一から練り直し始めている。

午後、中野のスタジオで師匠とセッション。全体的な雰囲気は良いのだけど「弾き切れない」のが目下の課題。

のぞみ50号東京行き5号車14番C席にてこのテキストをタイプしている。出張続き、しかもこの暑さで激しく体力消耗中。景気付けに飲んだビール1ℓ、途端に精力虚弱化。なんてこったい。

夢。ベーシストより連絡があり、今週末ライブ出演することになったから参加よろしく、と。時間無いけどリハはどうする?と返信したところ、演奏するのはスタンダード・ナンバーばかりだからその必要はないという。スタンダード・ナンバーとは?あれこれ調べているうちに週末になってしまい、不安なまま会場へ向かう。楽屋へ入るとコントラバスやチェロなど大型楽器を携えたプレイヤーばかりで身の置き所が無く、うろうろしていたところに現れたベーシストから楽譜とセットリストのコピーを受け取ると楽譜は初めて見る記号だらけ、セットリストは謎の言語で記載されている。仕方がない、聴きながら適当に合わせるしかないなと思いながらギターのチューニングをしていたところ、そもそも聴力が弱っているので耳だけではアンサンブルできないのではないかと急激に不安が拡がる。やがて会場の照明が落とされ、ドラマーがリズムを刻み始めたのでとりあえず適当なコードカッティングで追い掛ける。しかしいつまでたっても他のプレイヤーは入ってこない、それどころか皆ビールなど飲みながら談笑し始めてこちらの演奏には全く関心がないようだ。果たして次はどのコードに展開すべきか?不安だらけのまま、同じコードを刻み続けている。

夢。湾岸エリアのターミナル駅近く、大通りに面したさほど広くない緑地帯、椿山公園。くすんだ、生気の無い緑が繁茂しちょっと気色悪い。公園に入ると左側に幅広で急勾配な坂が切り立つ暗い森の中へと向かっている。初夏だというのに落ち葉が厚く積もったままの足元、鬱蒼とした木々に吸い込まれるように登っていくと、至る所に衰弱した犬、猫の姿、もともとペットとして飼われていたもののように見える。更に先に進むと同じように木々の根元に倒れうずくまる若者たち、街中から逃げ込んできたようだ。あまりにも気味が悪いので引き返そうと振り返ると、足元遙に河口と海が見える。いつの間にか相当高いところまで登ってきたようだ。引き返す気力も失せて呆然としていると、生気の無い木々の葉が風に吹かれてカサカサと、暗い森の中であざけり笑うかのようにカサカサと。

紫陽花は鈍色の空の下でこそ美しく映える、ということに気付く。低気圧不調な余丁町付近にて。