近所のスタジオで創始創案。ここはクラシック専門なのでアンプを持ち込まねばならないのが面倒。しかも管理人のオネイサンに「ボリューム絞ってくださいね!」とあらかじめ念を押される有様。しかし自然光差し込むやわらかな空間、良いアイデアがどんどん浮かぶので許してやる。

終了間際、高校生らしき女の子がガラス張りのドアからこちらを見ている。慌てて機材を持ち出すと、彼女はグランドピアノに向かって力強く楽曲を奏で始めた。